TOPページ > 2006年 J2 第44節 徳島ヴォルティス戦
最終更新日:2006年10月17日

Jリーグ ディビジョン2 第44節 / 2006年10月14日(土) 平塚競技場 14:04 KickOff
湘南ベルマーレ 対 徳島ヴォルティス / 2-4 で負け
(7ゲート席にて観戦)

 言葉も無い…


 秋晴れの平塚競技場

13日の金曜日をなんとか無事に乗り切り、やってきました平塚競技場。
朝の地震で電車が止まってるんじゃないか?とか思ったがそんなこともなく、秋晴れの下、トンボが飛び交う暖かな日向ぼっこ日よりだ。

予定よりも1時間も早く付いてしまったため、前座試合をボーっと見ていました。
寒川対一ノ宮とかで、小学生っぽい子供達がピッチで試合をしている。
でも試合展開とかスコアとかを見るに、一方的な試合だなぁ。3−0だよ。
とか思っているうちにまたゴールしてるし。白(寒川?)チームが余りにも圧倒的に攻め立てている。

全然試合になっていないハーフピッチマッチ。
白の選手達が上手いのか、学年が違うと小学生サッカーはこんなものなのか。
とか思っているうちにまた得点。5−0だよ。

しかし上手いもんだな。シュートがきっちり枠に行く。
GKも小学生だから、ゴール隅に蹴りこまれたシュートは防ぎようが無い。
ウチの選手達も、これくらいしっかり枠を捉えるシュートをしてくれたら…。
そんなことを思っていたら試合終了…ではなく、前半終了。
うーむ、後半もあるのか。つらいな、赤(一ノ宮?)チームは。

で、ハーフタイムに田子ちゃんがこの子達にインタビューしている。
白チームの子供達に対して「前半、一番活躍したのは誰かな〜?」と問いかける田子ちゃん。
10番の選手は上手かったな、と思っていると、挙手して出てきたのはGK。

「白チーム全然攻められてないじゃん!おまえなんも仕事してないだろ!」
と一人突っ込みを入れてると、 田子ちゃんも当然、その旨を突っ込む(ナイス田子!)
しかし、白チームのGK曰く「声、いっぱい出した!」と。

うむ、素晴らしい切り替えしだ。
そのくらいの意気込みで無いと、これからの少子高齢化の21世紀ジャパンは生き残っていけないぞ。

で、白チームへのインタビューは良いんだけど、赤チームにもインタビュー。
うーむ、傍目に見ていてもいいところなど全くなかったのだが、やらねばならないんだろうなぁ。田子ちゃんも辛い立場だ。
案の定、聞くのも辛いインタビューになってしまったが…。田子ちゃん、お疲れ様。

しばらく待っていると、後半がスタート。相変わらず白チームの一方的な攻めばかりが目立つ。
6点、7点、8点と、得点を重ねていく。容赦ないな。
このままだと二桁得点だなと思っていたのだけど、9点取ったところで試合は終了。
赤チームの子供達には嫌な思い出になってしまっただろうな。残念。

前座試合のマッチメークは誰が取り仕切っているのか知らないが、もう少しレベルが近いチーム同士でやることは出来ないのかね。
3−0くらいならともかく、9−0となると、見ているほうも心配になるよ。

 まさに天国から地獄

さて、前座も終わっていよいよ本番待ちに。
本日は諸事情により7げ中央寄りで観戦。
いつもと違う雰囲気。それにしてもピッチの芝が綺麗だ。

緑の絨毯とはこのことか。
やはり平塚競技場での試合は太陽の下で行うのがよろし。
ナイトゲームだとこの芝の美しさが堪能できない。

天気も良いし、今日もきっちり勝ってほしいものだと思っていると
「本日はメインで松本選手のサイン会、7ゲでは森谷…」というアナウンスが。
なにぃ!?松本がサイン会!つーことは今日の試合には出ないのか?!
なんじゃそりゃ。何でまた…怪我か?

冷水を浴びせられるとはこのことだ。
じゃあ、代わりのCBは誰だ?まさか城定…?いやだぁー!スタメン早く発表してくれぇー!

でスタメン発表。 CBには田村/村山が納まっていました。
少し安心したものの、ここ数試合の村山の不安定っぷりを見ているだけに、不安は残ってしまう。
右SBには須田が。残りの面子は天皇杯と同じ。まあ…これなら大丈夫だろう…多分。

さて、試合開始。
風も少ないし、どんな試合になるかなと様子見していると、あれっというような相手のミスを突いてボールを掻っ攫ったアジエルがそのままシュート。
そしてゴール。おお!開始5分だよ!こいつはいい!

で、今日は坂本が絶好調。というか鬼気迫る動きを見せている。
長髪を振り乱して、チェックチェックチェック!激しく動き回り、攻撃と守備に大活躍だ。
毎試合これくらいのパフォーマンスを見せてくれればポジション安泰なのになぁ。

チャンスが何度も訪れるものの、結局ゴールできたのは、40分の源気の2点目だけ。
取れるときに取っておかないと痛い目をみるなぁ、そう思いつつも、まあ、後半もこの出来なら問題ないだろう、なーんて余裕をぶちかましてました。

だって徳島のDFライン、でこぼこでオフサイドにならない守り方しているんだもん。
アジエルはいつものように切れ切れだし、源気も元気だし、石原はちょっとアンラッキーなものの、坂本の動きも良い。
村山も思ったほど悪くは無いし、懸念の右SBも破綻していない。

悪くなる要素が何も無い。
後半はこちら側(7ゲに向かって攻めるということ)でゴールラッシュも期待できる。
なんて本当、余裕ぶちかましでしたよ。

ハーフタイムには戸田とコバが登場。
ボールをどこかに送ったとかの報告会なのだが、 バックスタンドから見ていると、各人(社長とかがメインスタンドを向いて報告演説をしている)の尻しか見えないので、 何をやってるのかいまいちだ。
「戸田を見たのはあの日が最後だったなぁ…」と後日追憶に浸るときのために、背番号13の背中をしっかりと目に焼き付ける。

このセレモニーが長いため、ラッキーバースデーのインタビューはおろか、来場者プレゼントの当選番号発表も無し。
選手がピッチに現れても、まだやってるんだから、段取りが悪いといわれてもしょうがないんじゃないかな。

さて後半。徳島はアンドレが交代で入る。
アンドレ?金髪で色白、名前からするとフランス人か?と思ったけど、アジエルと言葉を交わしていたのでブラジル人なのかな。
(徳島のHPで確認したらやっぱりブラジル人でした)

で開始早々、いきなり石原が相手GKと1対1に。
が、これを決められず。うーん、石原、これは決めておいてほしかったよ。
今にして思えば、これが悪夢の始まりだったのだな。

さて、その後ですが…良く覚えていません。マジで。
何度かチャンスもあったはずなのに、ゴールは決められず。
しかしだが、なぜか失点が増えていく。
田村がハイボールをかぶったり、慶がボールを前にはじいたりして、あれよあれよというまに、同点、逆転、突き放され…。
坂本必至のPA内吹っ飛びもPKを取ってもらえず、どこかで見たような負けパターンに…。

ああ、もう、なんだ。
ほんの数十分前までは素晴らしい心持だったのに、すでに心はブルーを通り越して「いつか来た道」をひたすら転がり落ちている…。
ああ、もう、だめだ。これは完全にハマっている状態だ…。

何度も何度も言ってきたけど、ウチのチームは本当に踏ん張るということが出来ない…。
苦しいときに耐えて、チャンスを待つということが出来ない。
はあ…、もう、なんていうか…、言葉もないよ…。

後半40分くらいからは、早く終われと念じていました。
で、試合終了のホイッスルと同時にスタジアムを後に。
ブーイングや野次を起こす気力もない。ただ、倒れたい。今すぐベッドで休みたい。
そう思いながら帰路に着きました…。

 気になった選手

石原。
源気のゴールは、半分は石原のゴールだろう。とは言え、多くのチャンスで決めるべきところで決められず、結果として敗戦を喫した原因のいったんは石原にあると言わざるを得ないだろう。
調子が落ちているようには見えない。腐らず、精進してほしい。

源気。
石原が引っ込んだ後は運動量も落ちたように見え、あまり良いところがなかった。
まだまだチームを引っ張っていける存在ではない。精進してほしい。

田村。
DFとしてあの「ボールかぶり」はありえない。前半は果敢な攻め上がりなどもあり、安定していただけに残念だ。
相手FWに何時も競り勝てとは言わない。最終ラインにいる以上、ミスは0を目指してくれ。
はっきり言わせてもらうと、今日の試合は田村のミスが発端で負けたと思っている。

植村。
飛び出し注意。あと、ボールをはじくときには、外にはじくように。

坂本。
勝っていればMOMは彼だったろうに。
前半から激しいチェイシングと、鬼気迫るプレーで観ている私を熱くさせてくれた。
ドリブルからファールを貰うプレーも相変わらずの子気味よさだし、結果が出なかったのが残念だ。
PA内での吹っ飛びは、身内から観ていても見事すぎた。倒されたかどうかは微妙だけど、 普段から飛んでいると、いざというときにファールをもらえないものだと思ってあきらめてくれ。
しかし今日の坂本は良かった。それだけに敗戦が惜しい…。

悠介。
存在感が段々なくなってきたな…。大きな展開が出来ない悠介は、その存在意義が20%ほどダウンしてしまう。
悪くはないのだが、うーん、物足りない。

 守備がベースにないチームの末路を見た気がする

そもそもDFが1対1で勝てない状態が「常態」なのが私からすれば異常であって、そうであれば組織で守るべきなのにそれも出来ない。
ハイボールをかぶって失点してしまうって、何処のプロチームがそんなことをするのかね…。

ウチは今シーズン、攻撃をメインにするチームを作り、そのため得点力は確かにアップしている。
が、「3点取れれたら4点取るサッカー」は確かに面白いのかもしれないが、現実的に考えれば無理だと分かりそうなものなのだが…。

これだと、「5点取られたら6点取る」という理屈になり、それが何時も出来るかというと、ブラジル代表だって出来ないだろう。
それよりも「どんな手段を使ってでも失点を0に抑える」チームの方がまだ現実的だと思うのだが。

これは監督、というか社長の考え方が代わらない限り無理なのだろうな。
まあ、私的にはとことん付き合うしかないのだが…。

気になるのは、シーズンが進んでも一向に「組織的に連動した」サッカーが見られないことだ。
シーズン序盤、悠介がガンガン蹴りこんでいたサイドを変える長いパスも、ここのところ見てない気がする。
狭いスペースでのパス交換などは、少しは見ることが出来るが、大きくフィールドを使った、もっと言えばチームとして行うべきサッカーが いまだに見えてこない。

今日の前半に見せてくれた必至さは、お金を払うに値するプロのプレーだった。
でも逆転された後に見せられた淡白なプレーには、ビタ一文払うつもりはない…。

 「脱力」とはこのことだよ…

札幌にぼろ負けしたときも落ち込んだものだが、今回はそれ以上だ。
前半の出来を見たら、後半はどうしても期待しちゃうじゃないか。
それをミスから自滅とは…。
もう本当、脱力して何もする気が起きないよ…。


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