TOPページ > 2006年 J2 第43節 水戸ホーリーホック戦
最終更新日:2006年10月1日

Jリーグ ディビジョン2 第43節 / 2006年9月30日(土) 平塚競技場 14:04 KickOff
湘南ベルマーレ 対 水戸ホーリーホック / 1-0 で勝ち
(1ゲート席にて観戦)

 違和感


 大神G

9月いっぱいで大神グラウンドからの立ち退きが決定している湘南ベルマーレ。
それを受けて、7ゲ席には「大神Gに勝利のプレゼントを!」の弾幕が出ている。

私は大神へ練習を見に行ったことは一度も無いので、それほど感慨深くも無い。
が、やはり大勢のサポやクラブ関係者にとっては思うところがあるのだろう。
なんにせよ、クラブとしての節目であることには違いが無い。

水戸には今シーズン3連敗。毎試合3失点の体たらくだ。
最後の対戦くらいは勝っておきたい。というか、ホームゲームなんだから勝たなきゃ駄目だろう…。

とはいえ、私自身、それほどモチベーションが高くない。
先週の札幌戦を引きずっているわけではない。
ベルマの目標であった「J1昇格」が数値的に達成不可能な状況になってしまったからだ。

はたしてこれから残りの試合、選手達は何をモチベーションにして闘っていくのだろう。
残りは全て消化試合。これらに対して、私はすでに何の興奮も持たなくなっている。
個々の選手の成長に一喜一憂するのだろうか。
ああ、「終わる」ということはこういうことなのだな…。

 丸いぞ良和…

それはさておき、スタメンを確認する。
村山は前節から右SBとして出場。札幌戦の出来を考えると、ポジションがあるだけありがたいということだろう。
GKは前節から植村に。トモはまたしても札幌が鬼門となってしまったか。
石原、源気の2トップは代わらず。私は結構、このペアは気に入っている(昇格争いをしていない今の状態だから、という限定付きではあるが)。
サブには鶴見とアマリウドの名前がある。うむ、鶴見は見たいな。

一方の水戸には、俺らのスーパー良和がスタメンで出場。
久しぶりに見たが、「丸っ!」というのが率直な印象だ。
とはいえ、良和がピッチに戻ってきてくれたのは嬉しい。
平塚競技場以外では活躍してほしいものだ。

ところで今日は田子ちゃんがいないのね。
ロンドさんの場内アナウンスが響いている。
ロンドさんの声は田子ちゃんと比べると、「セクシー」だね。
田子ちゃんが「元気なお兄さん声」なので、ロンドさんのアナウンスが余計大人っぽく聞こえる。

ダンデライオンは今日も試合前に演奏している。
何度も聞いているうちに、この『勝利のうた』という歌は、結構良い歌なんだなと思うようになってきた。
試合後にも、勝って聞きたいものだ。

 試合雑感

試合が始まると、概ね湘南ペースで試合が進む。
ボールを保持できるのは良いのだが、既にこの状態が水戸の罠なのでは無いかと思ってしまう。
それを意識してか、ベルマも無理には攻めず、ボールを繋ぎ繋ぎ、ゆっくりと攻めている。

攻めているとは言うものの、なかなかシュートまでいけない。
ボールは良く動くだが…如何せん、人が動かない。
スペースを作ったり、スペースに走りこんだりという動きが皆無だ。
相手DFの裏を狙った飛び出しはあるものの、どうしても単調な攻撃になる。

やっとスペースにボールが出たのが先制点に。
悠介が右に流れながらゴールライン際まで進入し、右足でクロス。
これを源気がワンタッチで押し込んでゴール。
見事なゴールだったけど、こういった攻撃はもっとドンドンやってほしい。
個人技ばかりでは、水戸は崩せないよ…。

前後半を含めて、湘南がボールを保持し、水戸はカウンターを打つ、という構図であった。
が、よほど水戸のカウンターを警戒していたのか、逆襲されたのは1〜2度だったと思う。
植村のファインセーブもあって、何とか無失点に抑えることが出来た。

とはいえ攻めには問題が多い。
後半になってよく動くようになったものの、「よっしゃ!」と膝をたたいたシーンが3度もありながらいずれもノーゴール。
田村のヘッドはともかく、松本と源気のヘッドは決めてもらいたかった。
いつ逆転されるかと、最後まではらはらしっぱなしだったよ。

 気になった選手

村山。
1対1で何度負けたことだろう。
見事な股抜きまでされて、DFとしてはかなり問題ありだ。
前はもっとクレバーで、センスあふれる選手だったはずなのに。
CBで勝負したいということをどこかのインタビューで聞いたけど、今の状態ではスタメンも危ない。
精進してほしい。

アジエル。
相変わらず上手いが、少し持ちすぎ。
もう少し回りを使ってほしい。

植村。
MOMのインタビューを聞いたが、勝気な性格なのかな。GKとしては良いことだ。
やっとつかんだチャンスなのだから、結果を残してほしい。
正GK奪取のチャンスは十分にあると思う。

悠介。
右に流れてから源気にあげたクロスは素晴らしかった。
右足でのキックを使うようになれば、相手にとっても今以上に嫌な選手になれるはず。
守備は…まあ、一長一短だからね、人間は…。

良和。
丸いながらもドリブルは健在。
チームとしての連携はまだまだと思ったけど、やっぱり良和は前目の方が生きる。
惜しいなぁ。ほんと。うちにいてもらいたかった選手だよ。

 違和感

試合終了後、選手が7ゲ席前で挨拶。
いったん挨拶後、また戻って整列。何をするのかと思ったら、選手全員で肩を組み、7ゲの声援にあわせて横ムーブ。
いやぁ、これは楽しそうだ。勝ったら何時もやってほしいもんだね。

今はどうか知らないけど、昔ジェフ市原が試合終了後に、選手全員ででんぐり返しをしてゴール裏に挨拶をしているところを見たことがある。
アレを見て、「うあ、楽しそう」と思っていたので、そういう感じで観客席と一緒に楽しめるパフォーマンスがあれば良いなと思っていた。
横ムーブなら、選手も客席も一緒になって動けるので、良いんじゃないでしょうか。

と、ここまでが練馬上石の「陽」の部分での感想。
「陰」の部分での感想は、また違うものになりました。
「陰」というほどでもないのだけれど、簡単に言うと「あんたら何をやってるの?」というものです。

今シーズンのベルマの目標は「J1昇格」だったはず。
戦力的にも経済的にも、かなり厳しい目標だったのだが、クラブはそれを目標にしてここまでやってきた。
私があきらめても、クラブはあきらめずに、新外国人を取ったり、勝つために捨身で攻撃をしてみたり。
とにかく「何が何でも昇格する!」という姿勢を見せてもらった。

しかしリーグも第4クールに入り、上位3チームとの勝ち点差が挽回不可能な開きとなった今、 今シーズンの湘南は「目標達成不可」の状態に陥り、事実上、残りの試合は消化試合となった。
つまり、リーグとしての残り試合に意味はなく、あとは「ホームゲーム」とか「来シーズンを見据えて」などの理由付けで リーグ戦をこなしていくことになる。

そんな状況での水戸戦。
今シーズン、一度も勝てず、三度惨敗している相手に対して一矢報いるため、選手は全力で戦い、結果を残してくれた。
その勝利を喜び、皆で分かち合うことには全く異論は無いのだが…。

私の「陰」の部分では「消化試合で勝っただけで、そこまで浮かれんでもいいだろうに」という思いがある。
なんていうか、喜ぶレベルに温度差があるような感じだ。

毎年、わずかな勝ち点差で昇格を逃すチームがある。
昇格を目指し闘っているチームは、目先の勝利に一喜一憂しない。
今日は勝った。そして次も勝たなくてはならない。そんなシビアな、ピリピリしたムードがある。

試合後の選手達のダンスを見て、そんなことを考えてしまった。
選手が自発的にやろうといったのか、誰かがお願いしますと頼んだのかは知らないが、私はとても踊る気にはなれなかった。

私は今シーズン前、この戦力と選手層では昇格は無理、でも昇格争いには絡めるはず、そこまで行ってくれと願っていた。
それがかなわないことが現実となった今、試合そのものも試合後も、淡々と見るようになってしまっている。
試合中は選手のプレーに一喜一憂できるんだけどなぁ…。

 その他

まあでも、試合自体は悪くなかったと思います。
後半見せた怒涛のCK、あそこで1点取れていれば、もっと気分が良かったけどね。

なにより今日は来場者プレゼントが当選!KURE製品セットをゲットだぜ!


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