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最終更新日:2006年9月24日

Jリーグ ディビジョン2 第41節 / 2006年9月23日(土) 平塚競技場 14:04 KickOff
湘南ベルマーレ 対 コンサドーレ札幌 / 1-6 で負け
(1ゲート席にて観戦)

 死してなお、鞭打たれ


 全てを省略して愚痴を書く

何故フラビオを使うのだろう?2失点目の起点は明らかにフラビオだ。
交代で入って、すぐのボールタッチ。トラップが上手くいかなかったのか、ドリブルの感覚がいまいちだったのか、彼が失ったボールはその数秒後に湘南のゴールへと叩き込まれてしまった。
無論、それを防げなかった守備陣にも問題はあるのだろうが、この際、そんなことはどうでもいい。
何故フラビオを使うんだ?

シーズン途中加入の外国人FWに求められるのはゴールのみ。
その期待をこれまでことごとく裏切っておき、もう彼を見ることは無いだろうと思っていたのに、今日はベンチ入り。
源気の動きは確かに落ちてきていたかもしれないが、それでもあのフラビオよりかはずっと良かった。いや、贔屓目が入っているのは認めるが。

彼ほどタッパのある選手を投入したのなら、ガンガンボールを放り込んでその高さを生かすべきだろうに。
そういう意図は全く他の選手からは感じられなかった。
フラビオ自身にも、ターゲットマンになる気は無いのだろう。前から後ろへとちょろちょろ動き回り、いざクロスをあげようというときには、 何処にいるのか分からない状態になっている。

アジエル並に足元がスキルフルならそれも良いのだろうが、トラップもキープもまともに出来やしない。
源気が前半見せていたポストプレーの足元にも及ばないよ、彼のそれは。

よほど練習では良い動きをしているのだろうか?
個人能力、周りとの連携、過去の実績、将来への期待など、全てにおいて彼を起用する意味が私には分からない。
単純に「(今の状態の)フラビオよりも、良い選手が見当たらない」からなのか?だとしたらそれはそれで恐ろしいことではある。

おそらくほぼ間違いなく来シーズンはこの地にいない選手のために、チームがぼろぼろと負けていくのを見ているのは寂しすぎる。
森谷でも坂本でも鶴見でも良いじゃん。もう既に今シーズンの昇格レースからは脱落しているのだから、来期を見据えた起用をしてほしいよ。
フラビオに託すべき未来があるのか?無いだろうに。時間の無駄だよ、彼をピッチに立たせるのは。

勿論、フラビオに「スーパーになれよ!」と言っているのではない。
彼には、彼が出来るプレーを出し切ってくれればそれでいい。
問題は彼を使う監督にある。

城定がCBに使われた試合も、「ああ、今日は勝てないな」と思ってしまう。
結果やプレー内容ではなく、過去の記憶から、自分自身の気持ちがそちらに傾いていってしまうのだ。
フラビオに関しても同じ。彼が出てくると勝利が遠ざかるような感じを受けてしまう。

なぜ菅野監督はフラビオを使うのだろうか?
私はこの一点だけで監督の支持・不支持を言うつもりは無いが、それでもやはり、理由は知りたい。
彼を起用することで、チームが得るものは何なのか。
そして同時に、失うものは何なのか。

 それはともかく

さて、フラビオをスケープゴートにしたててチームの大敗を嘆くのは簡単だけど、6失点の原因全てがフラビオにあるなんてことがあるはずもなく。
失点と敗戦には、それなりの理由があるはず。
「いつものパターンじゃん」といえばその通りなのだが、それを繰り返すのが問題だろう。
この「いつもの通り」とはどういうことだろう。

先制点を守りきれない、
セットプレーからあっさり失点、
失点直後の集中力欠如による追加ダメージ、
守備を放棄して攻撃に出た場合、常に裏目がでる試合運び。
そして今日も大量失点。

サイコロの目が良いほうへ転べば大当たり。
でも、一旦歯車がかみ損なってしまうと、あっという間に瓦解してしまうチーム。
脆い、という言葉が良く似合うチームだ。

今の湘南は攻撃をベースにしているチームだ。
1−0で守りきることなぞ出来はしない。
したがって常に攻撃し続け、試合を自分達のペースで進める必要がある。
逆に、相手がペースを握っているときに、耐えて「待つ」ことが出来ないのだ。
それは精神的にもそうだし、技術的にも体力的にもそうだ。

1対1で相手のFWを止められないDFがレギュラーならばそれも致し方ない。
対個人が弱いのならば、組織で守れば良い(定石ですな)。
組織で守るためには、選手間でどうやって守備をするのか意識を統一しておく必要がある。
多分、湘南はそれが出来ていない。
それは多分、指導者がそういうチームを志向していないか、そうするための方法を知らないからだと思う。

つまり湘南がすべき補強ポイントは、DFでもSBでもFWでもなく、監督なのだ。
過去の湘南とのかかわりや、知名度などでなく、昇格させることが出来る監督なのだ。

その監督を選ぶのは誰か。
最終的な責任は社長にある。サッカー会にコネクションを持たないであろう真壁社長にそれを求めるのは酷な気もする。
とはいえ、1−6なんていうスコアはホームで晒していいものではない。
「常にJ1昇格を目指して闘う」などというのであれば、J2で勝てる監督を連れてきてほしい。

とはいえ、たとえ誰が監督であっても、応援することには変わり無いんだよなぁ。
サポとは因果な商売だよ…(いや、商売じゃないけどね)。

 気になった選手

中町。
ボランチでは生きないなぁ。
試合中、消えてる時間が多すぎる。
サイドで小技を繰り出している方が、攻撃のアクセントになる。
悠介やニヴァウドを外してまでボランチで使うことは無いと思うのだが。

石原。
上手いし強い。最近は石原のプレーを見たいがためにスタジアムに行っているようなものだ。
私の中では、既に湘南のエースといえば彼だ。

永里。
ポストプレーが上手い。良く動くし、後は90分通してプレーが出来れば、というところか。

北島。
良い選手だ。石原のゴールへのアシストは彼だな?
守備への貢献が大きい割りに、攻撃への参加も効果的だ。怪我に気をつけてください。

ムラ。
フッキを抑えろというのは無理があるものの、結果として酷い出来だったなぁ…。
いくら好きな選手といえ、次の出番は無いだろう。
とはいえ、ムラに代わって城定というのも怖いものがある。田村が間に合ってくれますように。

伊藤トモ。
前半のスコアのまま試合が終わっていたら、トモがMOMだったと思う。
ミスからの失点というより、明らかに数的不利を強いられての失点だった。
しかし感情的に6失点は許容しがたい…。
前も確か、札幌戦にぼろ負けし、草津にも大量失点をした後にポジションを追われたんだよな。歴史は繰り返すのかな…。

フッキ。
何度も何度も湘南ゴールに迫る。前半は紙一重で凌いでいたけど、ゴール、ゴールで調子に乗せちゃったね…。
さすがにハットトリックまで決められてしまう(それも後半だけで)と、平謝りするしかないよな。
湘南が完全に半べそ・死に体なロスタイムになってまで、まだ容赦なくゴールを狙ってくるその姿勢、やっぱり外国人FWというのはそうでなくては。
1ゲ席だったので、今節の全てのゴールを目の前で見たわけだが、「死者に鞭打つ」とはこういうことかと身をもって体験した気分。
札幌にしたら前回対戦・厚別の借りを、利子をつけてきっちり返した、というところなのだろうな。

 その他

神戸戦の後には、ドローにもかかわらず激しいブーイングを起こした7ゲ席EFSも、今日の試合では沈黙。
私も今日の試合では、ブーイングをする気にはならなかった。
「唖然呆然」というのは、ああいう状態を言うのだろう。

試合後、「さみぃ、いろんな意味で」とは後ろにいた小学生の言葉。
そうね、その通りだよ。雨が降らなかったのが幸いだったね。雨降ってたら、全ての意味で寒かったよ。
フェーン現象で暑いはず!と予想して半袖短パンサンダル履きで来たのに。本当、寒かったよ。

結局今節の収穫といえばJリーグからのアンケートを答えたときに貰ったボールペンだけだ。
天皇杯のチケットも買い忘れたし。はぁ、来週は仕事が辛い一週間になりそうだなぁ…。


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