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最終更新日:2006年6月18日

Jリーグ ディビジョン2 第22節 / 2006年6月17日(土) 平塚競技場 14:04 KickOff
湘南ベルマーレ 対 横浜FC / 0-2 で負け
(4ゲート席にて観戦)

 怒涛の7連敗


 梅雨の晴れ間に

昨日の大雨が嘘のような青空。しかも結構熱い。まるで夏のようだ。
洗濯日和な土曜日の朝。 ああ、今日は試合だ。代表ではなく、我らがチームのホームゲームだ。

正直、気が重い。
雨さえ降っていてくれたら、行かない理由になったのに。
神奈川ダービーか…とりあえず洗濯を済ませて家をでる。

平塚競技場に付くと、予想以上に人が多い。
6連敗しているチームにこれだけ人が集まるというのは…、そうか、カズ効果か。
何のかんの言ってもカズの人気はすごいよな。W杯の影響も少しはあるのだろうか。
ま、相変わらず子供が6割を占めているんだけどね。

クラブハウス問題で署名を集めている。
さらっと一筆書いてみたが、署名欄に書かれている人たちの住所を見ると、平塚、茅ヶ崎、大磯って住所が多い。
ベルマも次第に地域に密着してきたのか。
(JR藤沢駅前のビルにキングベルの垂れ幕があったのには正直びびった。フットサルコートが出来たんだよね、たしか)

さて、混雑するモギリを抜けて競技場へ。
外池がサインをしている横を抜けて、とりあえず1ゲ席へ向かったが・・・。
案の定、1ゲ席は満席状態。すかさず迷わず4ゲ席に移動。
なんか前回の神奈川ダービーも4ゲ席で見たような。あの時は城にやられて負けたんだっけかな。

まだ若干の余裕がある4ゲ席に観戦ポジションを確保する。
周りを見渡すと「11 KAZU」のユニを着た人が多いが気にしない。
フィールドに目をやると、お、今日はテレビカメラの数が多いな。
5ゲート席と、メイン側両コーナーにもある。
いつもより3台増しだ。神奈川ダービーだから?カズカメラかな・・・。

さて、本日は三共サンクスデー&茅ヶ崎ホームタウンデー&アロハデー。
デーデーデーと付けすぎな気もするけど、まあいいや。

茅ヶ崎市長が試合前に挨拶。
「私が来たときは負けたこと無いんですよ」って、
いかに自分が競技場に来たことが無いかを自慢してもしょうがないだろう。
田子ちゃんも相変わらずテンション高めで、チームがどん底の状態だって認識はあるのかね…。

いかんいかん、ネガティブ入ってるとはいえ、こうも周りに当り散らすとは。
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」とはこのことか。イライラする前にポジティブシンキングだ。
「暗いと不平を言う前に、進んで明かりをつけましょう」の精神で行こう!

そうだ、いいとこだってあるぞ!
たとえば………まあ、私が思いつかないだけで、きっとある!
そうそう!天気がいいじゃないか!
よっしゃー!良かった探し終了!そんじゃいよいよキックオフだぁー!
(空元気も元気のうち、ってね)

 好ゲームなれど連敗は止まらず

スタメンは前節と余り変わらず。
出場停止のオマタに変わって城定。それだけ。

うーむ、鳥栖戦でも思ったけど、これだと右サイドの中町−源気ラインがかなり守備薄状態になると思うんだよな…。
城定が左SBなのはいいとしても、悠介はやっぱりボランチで使ってほしく無いよなぁ。
お、サブに鶴見が入っているな。出番がありますように。

ところで本日は神奈川ダービーという事で、横浜FCのスタジアムDJが平塚競技場へ来ていました。
選手紹介なども彼がアナウンスしたんだけど、聞きなれないせいか、違和感ありまくり。
実は田子ちゃんって、上手いDJなのかな・・・。私が聞きなれてしまっているだけか?

それはさておき、いよいよ選手入場の時間に。
W杯での日本代表の健闘を願って、選手入場時にはいつものフェアプレー旗に先導して日の丸もピッチイン。
第一三共の偉いさんや、ミス茅ヶ崎(いや、違ったかも)らしい女性から花束贈呈。

セレモニーが滞りなく終わって、いよいよ試合開始。
なんと序盤は湘南ペース。
サイドからの攻撃、というよりも、相手DFラインの裏を狙った飛び出しが主体になっている。

坂本が前目にポジション取りすることが多く、右サイドの中町は源気と絡みながらもやや引きぎみな位置。
両SBは頻繁に上がることはせず、攻撃時に無理をしない印象・・・よく言えばバランスよく守り、バランスよく攻めている。

横浜FCの中盤は山口素と吉野。
吉野はウチで見せていた「怠惰な」プレーっぷりで、指示は出しても自身は動かず、という相変わらずのプレースタイル。
(なんでスタメンなんだ?)

その分、ニヴァウドが動けるスペースが出来るのだが、山口素が非常に広範囲をカバーしてしまっている。
そのため、「穴は開くものの、そこを突くことが出来ない」という状態に。
何度もチャンス一歩手前までいくものの、どうしても決定機を作れない。

何度か作った決定機も、最後には相手GKに防がれるという展開へ。
いやさすが、リーグ最小失点のチームなだけはある。

横浜FCはミドルシュートばかりで、これはウチが上手く守っているといっていいのかな?
バーをたたいたシュートが2本ありヒヤリとさせられたが、特に決定的なピンチも無く前半終了。
ふむ、悪くないな、というのがハーフタイムでの感想です。

さて、後半。
後半は風上に立ったベルマーレでしたが、前半の勢いは続かず。
懸念の右サイドをカズに突破され、綺麗に折り返されたクロスに城がヘッドであわせてゴール。先制を許す。

城、実は今日が誕生日だったんだそうで。
なんてまあ、これじゃウチはかませ犬だな。
(そういえばハーフタイムのハッピーバースデーイベントに菅野監督の息子さんが出ていたけど、 城も出ればよかったのに)

とは言え、湘南の攻めも悪くない。
1失点はいつだって覚悟しているのだ。まあ、これでしょぼーんとなって、歯車が狂い始めるのがいつものベルマなのだが。

湘南は坂本に代えて鶴見を投入。
マッチデープログラムの写真ではステキなアフロなのに、実物は坊主頭。
この鶴見、初めてトップで見たけどいい動きをしていた。
左サイドで相手DF二人を向こうに回して、五分以上の仕掛け勝ち。
研究されていないというのもあるんだろうけど、見ていて気持ちがいい。

後半30分過ぎには、俺達の戸田をトップへ投入。
源気⇒冨山も交代で、3バックへ以降。おお、城定がCBじゃん。

放り込んで戸田にあわせるものの、なかなか思うようには行かず。
悪くないんだけどなー、とか思っているうちに横浜FC10番が、見事なステップで悠介&鶴見を振り切りミドルシュート。
これが綺麗に決まって、2点差に。

このプレー、目の前で見ていたのだが、すごかった。
セットプレーのこぼれ玉を拾い、一旦下がると見せかけておいて、はさみに言った悠介&鶴見を「キュ!」という音が聞こえるようなクイックターンで置き去りにすると、そのままゴールへ向けて綺麗なミドルシュート。
(家に帰ってスカパーで確認したら、それほどすごいプレーには見えなかったが、現地で観ていた感想としては、脱帽としかいいようのない、素晴らしいプレーだった)
J2でやっていいレベルのプレーじゃなかったね。これもW杯効果か。

ともあれ、これにて終了。
単純にサッカーの試合としてみた場合には、なかなかに面白い試合だったと思う。

 むしろ今後の事を

鶴見、源気、石原、中町。
この辺の若い選手が使われているのは、監督が既に来期を目標にしているからだと思う。
これはこれでいいのだが、菅野監督が来期も指揮を執るかどうかは不明だし、新監督が全く今のベースを無視したチームを作った場合、これらの選手起用は無駄に終わることになる。
そこでチーム作りの継続性という事が問題になるわけだが・・・。

いやそもそも、なんで神奈川ダービー観戦後にこんなことを考えているのかといいますと。

前にも書いたけど、今シーズンについては、上田監督が辞任した時点で「終了」しています。
ですので、今の私には、別段、1試合1試合の勝ち負けは、特に大きな意味を持たないのです。
まあ、営業とか選手とかサポーターの多くとかは、やっぱり勝敗は大事なのでしょうが。

すでに心は来期です。
ですから、今いる選手のうち、何人が来シーズン残るのか、使えるのか。
誰が去り、誰が来るのか。そもそも監督は誰がなるのか。
そういったことが既に私の興味対象の中心となっているのです。

ですので、先にも書いた若い選手が使われ、キチンと闘っている姿を見るのは楽しいです。
城定のCBや、戸田のFWには「?」が付くし、源気はこのままSBとしてプレーし続けるのかとか、 悠介のボランチはもはや不動なのかとか、そういったことこそ、今の私が一番興味があることなのです。

冷たく言えば、今のチームには既に期待をしていないのです。

ですから負けてもそれほど悔しくない。
勝てばそりゃ嬉しいでしょうが、負けても「まあ、いいじゃん」くらいに思ってしまいます。

 夏をあきらめて

「7連敗してるけど、私は元気です」
ヒロインがそんなことを言う宮崎アニメがあったような。
ともかく私も、自分でも驚くほど落ち込んでいません。
こんな自分が、嫌になることもありますが・・・。

試合そのものは、エンターテイメント性が高く、 プレーの質もJ2で言えば悪くなく、菅野監督の狙いも読みやすく、 カズや城といった名のあるプレーヤーも見られたし、客が入って雰囲気もよく、天気も最後まで持ちました。
勝っていれば万々歳だったのかもしれませんが、負けても絶望に落ち込むほどダメージは受けません。

すぐに柏戦があります。
平日ですので、見られるか分かりませんが、できれば見てみたいです。
勝てるとは思っていませんが。

今の湘南は引分を目指して、つまり「とにかく連敗を止めよう」という意識の元で試合をしているようには見えません。
とにかくゴールを、とにかく勝利を。そうやってあえいでいるように思えます。

実力的にも順位的にも上位にいるチームに対して、そういう姿勢で挑めば、勝ち点を取れる確率はかなり低くなるでしょう。
突き放した言い方になりますが「好きなようにやってみていいよ」というのが 私の偽らざる気持ちです。

つまり完全に昇格も、昇格争いも、そして一試合一試合の勝敗すらも、すでに興味の蚊帳の外なのです。
ああ、なんということだ。季節はまだ梅雨だというのに。

これからやっと、夏になるというのに。
これから海の季節だというのに。
J2湘南には、乗る波も、後押ししてくれる浜風も、無用となってしまった。
まるで屍のようだ。

それでもリーグ戦は続く。
選手は試合で結果を出すよう求められる。
そして私も平塚競技場へ行くのだろう。
いかなる業(ごう)がこうさせるのか…。


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