TOPページ > 2006年 J2 第4節 ベガルタ仙台戦
最終更新日:2006年3月25日

Jリーグ ディビジョン2 第4節 / 2006年3月21日(火) 平塚競技場 13:04 KickOff
湘南ベルマーレ 対 ベガルタ仙台 / 1-0 で勝利
(1ゲート席にて観戦)

 攻撃良し、守備なお良し


 前回までのあらすじ

降格組みを相手に2戦を戦い、勝ち点4をゲットしたベルマーレ。
ここで一気に波に乗りたい我がチームは、水戸を打ち破るべくアウェー笠松の地へ乗り込む。

気負いを抑えつつ慎重に試合に入ったものの、ファビオ/須田の元水戸メンを完全に押さえ込まれ、前半途中で青色吐息。
お約束なのか、元湘南BOYの時崎にゴールを決められ(公式記録はオウンゴール)、終わってみれば3−0という大量失点で敗れてしまった。

「引いた相手からは点が取れない」という賢者の予言は見事ココに成就。
風まだ寒い茨城の地を後にした。

連敗を避けるのは至上命題ながら、次の仙台戦まではわずかに中二日。
敗戦を引きずらず、きっちり切り替えてホームで勝利をゲットできるのか?

 晴れ〜それだけでうれし〜

日ごろの行いがよいことも手伝ってか、本日も快晴。
風こそ強いものの、雨が降る気配はナッシングだ。
ヴェルディ戦ほどではないが、今日も人がにぎわっている。いや〜やっぱりお天と様々だね。

公園の桜こそまだ咲かないものの、すっかり春だ。
暑くも無く、寒くも無い。観戦するにもプレーするにも、格好の季節なんじゃないでしょうか。
啓蟄が過ぎ、春分が来て、清明に到る。
ああ、春やねぇ〜。

さて、梅田がサインをしている横を通り過ぎて1ゲート席に入場。
おお、入ってるなぁー。対角線上の6ゲート席には、相変わらず多数のご来場ありがとうございます、仙台サポの皆さん。
それでも一時期より大分減っているような?昔はそれこそ「一面之皆仙台サポ」って感じだったけど、今日はそれほどでもない。
平塚駅ではうじゃうじゃ見かけたのにな…。

 加藤望・300試合出場達成!(偉業だろ)

前回は気が付きませんでしたが、ゴール裏のエアードールが無くなってますね。
ヴェルディ戦はゴール裏を空けていたから、いなくても当然だけど、今節は何でいないんだ?
今年はやらないのかな、エアードール君。
まあ、個人的にはいなくても全くかまわないが。

つーかそんなことより、今日は加藤望がJ通算300試合出場(!)なんですよ。
試合前には花束贈呈のセレモニーが。
試合開始前に田子ちゃんの場内放送でも望さんの経歴なんかを放送していたけど、望さんって仙台出身だったんだね。
しらんかったよ。今日の相手が仙台だっていうのも、まあ、偶然じゃないのかもね。

いまいち調子が上がらない望さんだけど、今日も良いプレー見せてくれよ!

 スタメン

さて、スタメンを確認しますか。
まあ、いつもと代わらないだろうな…とおもったらファビオアウトで坂本インとなっている。
FW登録は横山だけ。へー、ワントップか。

一方仙台は白井が先発。
どんなヘアースタイルかとドキドキしてたら普通の坊主頭だった。いや、べつにいいんだけどね。

仙台の監督の紹介の時には、なぜか甘い音楽が。
「ちゃぁらっ ちゃ、 ちゃっちゃ ちゃらゃらゃ〜ん♪」って『哀愁のヨーロッパ(サンタナ)』かよ!
仙台の監督がジョエル・サンタナだからか?
「だじゃれかよ!」と(さまぁ〜ず三村マサカズ風に)思わず突っ込んでしまったよ。

そして監督名を言う田子ちゃんの声もまた、あま〜い感じ。
あきらかに仙台サポを挑発している。
しかし田子ちゃんは仙台をいじるのが好きだよなぁ。まあ、ホームでやる分には全く問題ないけどね。
これからもガンガンやってくれ。

ところで全く知らなかったのだけど、クマって今仙台にいるんだね。
マッチディプログラムの仙台選手一覧を見て「おお!」とびっくりしたよ。
今日はサブにも入っていないけど、頑張ってるのかなぁ〜。

 前半・ロペスうめ〜

さて、キックオフ。今日は風が強いな。前半はベルマが風下か。
開始しばらくは仙台ペースで試合が進みます。

今日の仙台は、ブラジル人トリオの一角、チアゴが出場停止の為、若干ながら攻撃力が落ちている(ようだ)。
でも残りの二人、ロペスとボルジェスが「スゲー」な感じ。

特にロペスは、ボールを持った時には、まるでダンスを踊るがごとくにピッチを駆ける。
パス・トラップ・ドリブルと、J2にいて良いような選手ではないレベルにある。

ボルジェスも、当たりに強く、突進力がある。
周りとの息も中々合っていて、こりゃ〜怖い選手だわ。
チアゴっつー選手もこのレベルなのか?ふーむ、いなくて良かった。

一方の湘南は、横山のワントップと思いきや、アジエルがFWっぽい動きをしている?みたいな?感じ。
坂本と悠介、オマタの絡みは中々良い感じで、「攻めてくる相手とは、対等に戦える」という前評判をいかんなく発揮している。
須田もオーバーラップを繰り返すし、DFも良い感じだ。う〜む、水戸戦とは打って変わってという感じだな。

前半は風下だったこともあり、相手がライン裏へ出すパスが流れることもしばしば。
これに結構、助けられた気もする。
仙台のブラジル人選手は、スペースへ出たボールへの走り込みよりも、足元でボールを扱われた方が厄介だ(と感じた)。
つー事は後半、風下になる仙台はDFライン裏ではなく、足元で繋ぐサッカーをやってくるだろうから、湘南は前半よりも ピンチになるんじゃね?とおもいつつハーフタイム。

 後半・ベルマすげ〜

ところが後半になるとベルマが押せ押せ。
セットプレーから横山がヘッドで押し込むと、その後はもうやりたい放題。

細かいパスがポポイのポイとつながり、選手が連動して動くさまなど「何処のJ1チームですか?」と嬉しい白昼夢を見るほどの 素晴らしさ。
中からサイドから攻めまくり。

この時点(後半20分くらいまで)で仙台は、完全にやる気を失っているように見えました。
もう好きにして、って言っているのがプレーから伝わってきます。
前半みせた素早いチェックも鳴りを潜め、ロペスの足技も、その輝きを失っていました。
つーか、完全に足が止まっていた。まさにやる気ナッシングとはこのことか。

この時間帯、湘南は面白いようにボールを回し、相手を翻弄し、私の大好きなパス&ランのサッカーを見せてくれました。
しかし追加点は取れず。ココだけが気に入りません。

そもそもシュートでプレーが終わらない。
大事に行き過ぎていて、本来の目的(ゴールを取ること)を忘れているようにも見える。
ウチは1−0で勝てるようなチームじゃないんだから、点とれ!と叫んでみても、点は取れず。
ペースは湘南が握ったままでしたが、私にとってはかなり嫌な感じの(嫌な予感の)「圧倒した時間帯」でした。

追加点が取れないまま時間が過ぎていくと「お、まだいけるんじゃね?」と仙台が思い直したのか、徐々に「圧倒ペース」が崩されていきます。
白井が怒涛のオーバーラップを見せたり、(ウチから見て)左サイドをガンガン突破してきたりと、なんだか嫌な展開。

ただ、仙台は前半見せたような、規格外とも思えるような外人プレーがなくなり、湘南の守備陣の硬さも手伝って同点にすることはついに 最後までかないませんでした。

結局、1−0で勝利。
いや〜、私が一番好きなスコアではあるんだけど、今日の試合内容からすると、ちと、ふがいないね、これは。
年に何度かある「今日はあと2点は取れた」ってタイプの試合だよ、今節は。

 湘南完璧デー

手前味噌ながら言わせてもらうと、今節は湘南の出来が良すぎた。
仙台が悪かったということも差し引いても、湘南がやりたいサッカーを思う存分やることが出来た試合だった。
見ていて楽しかったし、これぞホームゲームって感じだ。

仙台はもう一人のブラジル人がいれば、また違う戦い方を出来たのかもしれないが、それにしたって運動量が落ちるのが早すぎる。
前半は良い感じだったのに、たった1点差なのに、まったく動けなくなるってどういうことよ(まあ日程が詰まっているのは認めるけどさ)。

それと、家に帰ってからJ'sGoalでサンタナ監督の試合後コメントを読んだけど、 大丈夫だろうか、この監督…。
いや、サッカー素人の私が言うのもなんだが「今日のゲームは片方のチームがプレーして、もう片方のチームがラッキーだった。」って。
プレーしていたのが仙台ってことなのか?

「質の高いプレーができていたので、次の試合に希望をつなぐことのできる試合だったと思う。」
うーむ…、まあ、人によって見方は違うだろうし、マスコミ向けのコメントとも取れるし(早々にクビになりそうな強気なコメントだ、と思ったもんで)。

 気になった選手

田村。
MOMは城定に譲ったものの、今節の私的MOMは彼。よくもまあ、相手ブラジル人を抑えきったもんだよ。
田村ってこんなに対人に強いDFだったっけ?とにかく相手に仕事をさせない見事な守備っぷり。
ロングキックの精度は相変わらずだけど、セーフティファースト志向で個人的には好きなプレースタイルだ。
今節のようなプレーをコンスタントにしてくれるようだと、非常にありがたい。

ニヴァウド。
田村と同じくらい守備に貢献した。
いやしかし、良い選手だな。体を張った守備を厭わないし、運動量も多い。当たりに強くて、存在感がある。
私的には富永以来の頼れるDMFという感じを受ける。
彼がMOMでも良かったと思うが、MOMの選考基準は良く分からないところがあるのでよしとしましょう。

城定。
MOMは城定?う〜む。
城定が昨今、良い感じのCBになってきたのは認めるけど、今節のMOMかぁ・・・。
ま、「カンタ!パパ頑張ったよ!」という余りにもファミリーフレッシュなコメントが聞けたのでよしとしましょう。

坂本。
今節の坂本は、良いほうの坂本だった。
左サイドでオマタとの息が思いのほかあっていた。
ムラが左SBに入ったときにもなかなか良い感じだけど、オマタは攻撃専化な感じなので、坂本−オマタだと、左サイドの攻撃力が向上する。
その代わり守備力が…というところなんだが、坂本の良いところは守備をきちんとするところ。
後半に入っても運動量が落ちないし、最終ラインまで戻って守備をしてくれるのは本当に助かる。
何気にチームで一番、ファールをもらうのが上手いのもアピールポイントだ。
坂本がドリブルしていて倒れる様は、みていて本当にすがすがしい。
「倒されるぞー・・・ほら!ファールゲット!」みたいな。
いや、振り切って突破してくれるのが一番いいのは分かっているのだが…。

須田。
前節は全く活躍の場が無かったが、今節は見事に存在をアピール。
オマタと共に、両翼上がり放題。
ニヴァウドと共に、既に湘南のキーマンとなっているな。

ファビオ。
交代で入ったら、前線からボール追っかけてくれよ…。
自分が投入された意味を良く考えてプレーしてほしい。

加藤望。
300試合出場おめでとうございます。これからもよろしく。
少しずつ良くなってきている気がするが、まだ本調子ではないのか?

 若干の不満はあるが、素晴らしい試合であった

後半に横山のゴールで先制した後、20〜25分位までは完全な湘南のワンサイドペースだった。
ボールを蹴るのが楽しくてしょうがないとったプレーが随所に見られ、「良いときの湘南は、本当に良いよなぁ」と 何時も思うことを改めて思わせてくれた。

悠介がためてためてためまくって出したライン裏へのスルーパス、そこに走りこむ須田。
加藤望、須田、アジエルの相手PA直前での細かいパス回し。
ボールを足元に置いて相手を誘いつつもドリブル突破を図る坂本。
仙台の選手がボールを持った時、一人が当たり、一人が囲い、一人がボールを奪取する。
ああ、もう堪りません。

今日の試合は、「追加点が取れなかった」というところだけが文句の付け所。
追加点を取っておけば、余裕を持った選手交代とか出来ただろうに。
源気とか見たかったな。

ただ、試合後に落ち着いて振り返ってみると、今節の試合の見所は攻撃ではなく、実は守備だったのではないかなとも思う。
守りに入るのが早かった気もするけど、きっちり無失点に抑えたのは立派です。
ただスタジアムで見ている身としては、1点差リードというのは体に悪いのよ。

 良い傾向だ

今節の入場者数は6826人。うそ?!
1ゲ席から見ていたけど、バックスタンドは満員、4ゲ席も良い入りで、8000人弱はいると思ったのだが。
1ゲ席ではシミスポの人が「詰めて座ってください」とトラメガってたし、 立ち見の人も結構いたのにな。

とにかくホームで2連勝。しかも失点0だ。
客も入っているし、良い傾向だ。
ここまで見てきて、選手層が薄いのと、ニヴァウドの代わりを務められる選手がいないのが気がかりだけど、 昇格争いにからむシーズンにはしてほしい。

さて次節はお休みの節。その次の節はホームで鳥栖戦、日時は4月1日午後2時キックオフ。
田子ちゃんがエイプリルフールネタを振ってくるのは間違いないところですが、さむ〜いネタでないことを祈ります。
桜も良い感じで咲いているだろうから、勝って花見といきたいね!(下戸だけど)。


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