TOPページ > 2006年 J2 第2節 東京ヴェルディ1969戦
最終更新日:2006年3月12日

Jリーグ ディビジョン2 第2節 / 2006年3月11日(土) 平塚競技場 13:04 KickOff
湘南ベルマーレ 対 東京ヴェルディ1969 / 2-0 で勝利
(6ゲート席にて観戦)

 なんと素晴らしいホーム開幕戦でしょう


 快晴、大入り

柏戦が終わった時点で確認した3月11日(土)の天気予報は、雨。
それも土曜日だけピンポイントで雨でした。う〜む、何とか晴れてくれないかなぁ。
雨だと客入りに響くんだよなぁ。そんな感じで一週間、土曜日の天気予報とにらめっこしながら過ごしていました。

どこで天気がずれたのか、土曜日に降るはずだった雨は金曜日に前倒しされ、迎えたホーム開幕戦当日はピーカン。
今年になってから一番良い天気じゃねーのか?というくらい良い天気で迎えた土曜日の午後でした。

雨なら5000人、晴れなら7000人と読んでいた入場者数ですが、どうやら甘かったようで。
試合開始45分前に7ゲート前に行くと、「7ゲート席はいっぱいでーす。メイン側かゴール裏席へおまわりくださーい」とか言ってるし。
まじですか。メイン側がすごい並んでいたんでこっち来たんですけど…。

まあ、客が沢山来るのは良いことだ。
8ゲで観るのは嫌なので、おとなしく6ゲート席に回る。

6ゲートに入場するときも、「ベルマーレを応援される方はご遠慮くださーい」とか案内の人が言っていましたが、 どうせヴェルディサポなんて両手で数えられるくらいしかこないんだから、別にかまわんだろう。
そんな感じで6ゲ席に陣取ったんですが、こっちも既に沢山のお客さんが(半分は子供だけど)。

で、ヴェルディサポは片手で数えるくらいしか来ていない…と思っていたら、来てるじゃありませんか、結構な人数が。

私が最後に平塚競技場でヴェルサポを見たのは1999年。
あの時は本当に両手で数えられるくらいの人数しかいなかったが、今回は100人以上はいるように見える。
ちゃんとまとまって声を上げているし。ほう、ヴェルディにもこんなにサポがいたんだ。なんか安心したよ。

 そしていよいよ、ホーム開幕戦

晴れているときの平塚競技場は、本当に気持ちが良い。
緑の芝に、さわやかな風と陽射し。
富士山こそ見えないものの、まさかこれほど良いコンディションでホーム開幕戦を迎えられるとは思っていなかった。

平塚市長たちのキックオフも恒例行事(これ毎年やってるけど、だんだん皆さんキックしたボールが遠くまで蹴れるようになってますね)。
河野太郎さんもスタジアム周辺で見かけたし、真壁社長も来ているはずだ(カンファレンスには出席できなかったな。次は出たいものだ)。

田子ちゃんの詩的なアナウンスの元、選手入場。
お、入場曲が変わりましたね。Bellmare Big Wave、になっている。
ピッチにつながる選手入場ラインの両側には黄緑のフラッグが靡き、その中を通って両チーム選手が姿を現す。

ああ、ついに開幕だ。
ホームでの試合を迎えてこそのシーズン開幕だ。ついに、今シーズンもついに始まる。
願わくば、素晴らしいシーズンになりますように。

 試合雑感

スタメンは前節とほとんど変わらず。松本→田村に代わっただけだ。
ヴェルディの方の選手は、知ってる選手が一人もいない。
ラモス、ツナミ、柱谷とコーチ陣にはなじみがあるのだがな。11番をつけている大野は、昔、柏にいた大野か?

試合はヴェルディペースで進んでいく。
柏の時も思ったが、元J1チームの選手は、パス/トラップ/ボールキープがとても上手い。
これは今日も、相手ペースで試合が進みそうだな、そんな感じで試合を観ていました。

ところが前半も30分を過ぎたあたりか、それとももっと前からか。
いつの間にか試合のペースが「どっちが握っているともいえない」状態になってきました。
ヴェルディがボールをキープしつつ、せめてはいるんですけど、湘南もじわりじわりと中盤でボールを奪取できるようになってきました。

この時間帯まで、湘南にはほとんどシュートらしいシュートも無かったのですが…。
どこでスイッチが入ったのか、あるいはヴェルディのスイッチが切れたのか。
悠介のドリブルからライン裏へのスルー(絶品!)、DFを引き連れながら走りこんだファビオが強烈なシュート。
相手GKが弾いた所を横山が冷静にシュート。これが綺麗に決まって湘南先制!

見事!特に横山、すばらしい!
相手のミス(ファビオについていたDFはあっさりシュート打たれすぎ、GKはボールを外に弾き出すべきだった)につけこんで、しっかりとワンチャンスをものにした。

試合はこの後、どっちのペーストもいえずに進みました。つーか、ヴェルディが淡々としすぎている感じをどうしても受ける。
ビハインドなのに横パス、後ろパスが多すぎる。なんつーか覇気が感じられない。上手いことは上手いんだけど…。

とにかく前半の残り、後半開始、後半中盤、後半後半と、ヴェルディは負けているとは思えないくらいに覇気無く試合を続けている。
湘南はブラジル人トリオを中心に徐々に、徐々にとペースをつかんでいきました。

ロスタイムには横山のシュートが決まって2−0。この時点で勝負あり。
ことココに到って、ヴェルディはようやく覇気ある攻めを見せてきたのですが、時既に遅しの感は否めません。
ロスタイムで2点差では、さすがに厳しいものがあるでしょう。それにしてもウチのDFは頑張っているなぁ。

ちなみに最後には外池をFWに入れるサービスプレーも。
二年ぶりに平塚競技場に来た連れも「おおぉ!外池さんだ!なつかしー!」と喜んでいました(そのほかの選手は坂本しか知らなかったようですが)。
つーか、またしてもDF登録選手をFW投入かよ!

そしてそのままタイムアップで見事勝利。
いやー2点リードですごすロスタイムは快適この上ないね。

天気良し、客入り良し、結果良し。この3つがそろうのは久しぶりだ。
今日は文句なしだ、いや全く、万々歳のホーム開幕戦だ!

 気になった選手など

横山。
きっちり枠に飛ばすシュートで2得点は素晴らしいの一言。
ああいった「決めるだけ」というシーンで、決められずにずっこけたことが過去に何度あったことか。
ゴールシーン以外ではそれほど目立っていなかったようにも思うけど、FWは点を取ってなんぼ。
2得点ともきちんと走りこんでいる、その姿勢が素晴らしいよ。
今節の勝利は君ゆえに。
難を言えば「ゴール前のハイエナ」では無く、もう少し格好良いフレーズをつけてほしかったな。
(ちなみに私が今ハマッているウィイレ9では、横山/源気の2トップを採用中)

佐藤悠介。
強引に行く場面もあったし、全体的に良かったと思う。1点目につながるライン裏に出したパスは絶品だった。
ロングパス、フリーキックだけでなく、ドリブルランも武器になることを示してくれた。

ファビオ。
横山の1点目、半分はファビオのおかげだな。
後半、動けなくなったなと思ったけど、合格点でしょう。周りとの連携も前節よりよくなっている。

ニヴァウド。
生で見ると結構効いている選手だな。良いところに顔を出すし、2点目の起点は彼だったかな?
守備に体を張ることを厭わない選手は貴重だし、ウチに足りなかった選手でもある。
次はもっと注意してプレーを見よう。ひょっとしたら私好みの選手なのかも。

城定。
CBらしいプレーが多かった。相手DFをマークしつつ、ゴール前に入ってきたボールをクリアしたり。
今節は田村と組んでのDFラインだったけど、正直、田村よりも落ち着いているように見えた。
これでボールフィードの精度が高ければ…。ま、そこまでは望むまい。幾多のセットプレーをくらいながら無失点で抑えたのだから、文句はありません。

中町。
望さんに代わって投入。
右サイドに張るのか、とおもったが、彼が入ってからは、悠介−ニヴァウド−中町で3ボランチっぽくなっていた?
どっちにしても守備ではほとんど役に立っていなかったような。
パスだしでは「さすが!」というプレーもあったけど。

坂本。
あのシーン、良くぞ中にパスを出してくれた!完璧だよ!
あのプレーにはシビレタ。パスでしびれたのは久しぶりだ。

加藤望。
どうも精細が欠けるな。

伊藤友彦。
取れないボールをしっかりパンチングしてくれるのはありがたい。
たんに私の好みが出てるだけなんだろうけど、コバよりも見ていて安心できる(まあ、私が安心しても試合には影響ないんだけどな)

田村。
怪我の影響は感じられない。松本や戸田、村山や外池とライバルは多いが頑張ってくれ。

 東京ヴェルディ1969

ヴェルディはボールキープが非常に上手い。パスの出し入れに明確な意図を感じる。
でもディフェンスがゆるい。なんつーか、当たりが弱いというか、接触を避けているというか。

正直、この程度の守備力ではJ2でやっていけないぞ。
ウチより攻撃力のあるチームなんてざらにあるんだし。

さらに言えば、勝とうという気が余り感じられない。
なんとなくプレーしているという感じだ。
エンジンで言うところのアイドリング状態なのだが、後半ロスタイムまでそんな感じだった。遅い、遅いよラモス監督!
走らずに足元でボールを受けるようになってからは怖さが半減してしまった。

水曜日にも試合をしていたんだし、疲れがたまっていたのだろう。ワシントンがいなくて良かったよ。
試合後、ヴェルディサポからはカナリのブーイングが。まあ、ブーイングするような内容だったかもな。
横横横と攻める意思を感じさせないプレーが多かった。

コンディションもシチュエーションも違うから一概に言えないけど、柏の方が遥かに強い相手だった。
柏には自分達のやりたいサッカーをやらせてもらうことすら出来なかったが、ヴェルディ相手のホーム開幕戦では、 「勝つ」だけでなく、観客を「魅せる」事も出来たと思う。

まあ、一番びっくりしたのは、永井が本当に復帰していたことなんだけどね。

 生で見て

柏戦はスカパー観戦だったので、今年初めての生ベルマーレでした。
まあ、プレーの質に関していていえば、予想の範囲内ですね。

相変わらずパスはヘタだし、その意図も傍目からは感じづらい。
ボールキープはJ2でもカナリ下手な方だと思う。

意外だったのはディフェンスが硬いこと。城定が良いのか?それとも伊藤?須田か?
以前みたく「あたふた」と守る場面が少なかった。もっともこれは、ヴェルディの攻め方(縦に急がず、パスを主体にした攻撃)にも関係しているのだろう。

徹底してライン裏にボールを放り込まれてたら、あるいは、ペナルティエリア前でワンタッチプレーを連パスされてたら、どうなっていたことか。
ま、たらればだけどね。

最後まで3ラインがコンパクトだったことや、運動量が落ちなかったのは評価されるべきだと思う。
とてもよくやってくれていた。

「やっぱりまだまだ連携不足」と感じてしまうが、柏戦よりかはよくなっている。
なにより勝てたのは大きい。J2は試合数が多く、今後、嫌でも試合をこなすことで連携は上がっていくだろう。

 良い感じだ

1万人を超える観客に恵まれたホーム開幕戦、試合後のスタジアム周辺では沢山の笑顔が見られました。
梅が咲き、桜もそろそろというこの時期、ぽかぽか陽気の弥生晴れ。
降格組みと2試合で3得点1失点の勝ち点4。

しかも得点したのは、新加入のFWだ。
流れからの失点は無く、こちらの得点はいずれも流れから、各人の持ち味を発揮した形で取っている。
J2では2戦勝ちっぱなしのチームは既に無く、湘南は2位のポジションにいる。
悪くない。

悪くないが、今の湘南は決して状態が良いとはいえない。
綱渡り的に試合をこなしつつ、チームの完成度を上げていってほしい。

しかし今シーズンは攻撃に力点を置いているとは思っていたが、ホームで2得点は素晴らしい。
1失点は覚悟しているのに、それをさせなかったのも素晴らしい。

試合前の予想では、0−0か1−1か、どちらにしてもグダグダな展開から寂しい試合になるとおもっていたので、この展開、この結果には大変驚くとともに、自分の目利きの無さを反省しています。
なにはともあれ理屈抜きに、今節は勝利だ。ホームでの勝利は素晴らしい。
素晴らしい土曜日を授けてくれた湘南ベルマーレに乾杯!


【←前頁】【次頁→】

Copyright 2001-2006 練馬上石 All rights reserved.
Mail to :練馬上石